【オカヒジキの育て方】プランターで栽培できる?種まきの時期は?

オカヒジキの基本情報

科・属 ハマミズナ科/ オカヒジキ属
栽培難易度:かんたん
植え付け時期 3月〜4月
収穫時期 5月〜7月
置き場所 日当たりと風通しの良い場所
肥料 肥料:元肥:必要 / 追肥:不要

オカヒジキとは?

オカヒジキ

Photo by はっちゃんさん@GreenSnap

オカヒジキは、ユーラシア大陸に分布しているヒユ科の植物で、日本では東北地方の海岸沿いに自生している野草です。葉の形が海藻のヒジキに似ていることから「オカヒジキ」と名付けられたとされ、江戸時代初期から山形県で栽培が始まり、現在は各地で栽培されています。茎は這うように伸び、葉は多肉質でシャキシャキとした歯ごたえが特徴の「陸の海藻」「畑のヒジキ」と呼ばれるミネラルたっぷりの野菜です。

栽培環境・日当たり

オカヒジキは日光と風通しの良い場所を好みます。野菜畑やプランターで育てる場合は、1日中日光が当たる場所を選びましょう。日陰になると茎葉が徒長し、味が落ちてしまいます。また、風通しが悪いと病気が発生しやすくなるので注意が必要です。

また、地植えはもちろん、プランターでも簡単に栽培できます。

種まき

オカヒジキの種まき時期は4月から5月です。オカヒジキは種子が休眠するため、あらかじめ冷蔵庫で低温処理を行うと発芽しやすくなります。

深さ1cm程度の溝にすじまきし、本葉が2〜3枚に育ったら間引きを行い、株間を8〜10cm程度に調整します。

用土

オカヒジキは砂地の乾燥した土壌を好みますが、栽培では水はけと水持ちのバランスがよく肥沃な土壌が適しています。酸性に弱いので、植え付けの前には苦土石灰をまいて酸度を調整しましょう。プランター栽培の場合は、野菜用の培養土に腐葉土やバーミキュライトを混ぜると良いでしょう。

肥料

オカヒジキは元肥として植え付け前に堆肥や腐葉土を施しておく以外、追肥は必要ありません。

水やり

オカヒジキは生育初期は土を乾燥気味に保ち、本葉が4枚ほどになったら適度に水を与えます。収穫時期に土が乾燥すると茎葉が硬くなるので注意しましょう。

収穫

オカヒジキの収穫は、5月下旬から7月上旬が適期です。草丈が10cm程度に育ったら、株元から刈り取るようにして収穫します。わき芽を残して育てれば、切り戻し収穫も可能です。

病気・害虫

オカヒジキは比較的病害虫の被害が少ない野菜ですが、高温多湿には弱く、立ち枯れ病やベト病が発生しやすいので注意しましょう。

オカヒジキの育て方まとめ

オカヒジキは、ミネラル豊富な野菜として注目される、栽培が比較的簡単な植物です。日光と水はけを好むので、野菜畑やプランターで育てる際は、日当たりと風通しの良い場所を選びましょう。酸性に弱い点には注意が必要ですが、肥料を好む植物なので、元肥をしっかりと施せば問題ありません。初夏から初夏にかけての収穫を楽しめるオカヒジキを、ぜひ育ててみてください。シャキッとした食感と豊富な栄養を兼ね備えた、ヘルシーな野菜が味わえますよ。

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