ハルジオンの花言葉は怖い意味がある?別名が貧乏草なのはなぜ?
春になると道端や公園などの空き地などでよく見かけるハルジオンは、素朴な存在感が可愛らしい野の花です。
ハルジオンには、どのような花言葉があるのでしょうか。今回は、ハルジオンの花言葉や名前の意味や由来について詳しく解説します。
ハルジオンの花言葉には怖い意味もある?
Photo by koichiさん@GreenSnap
「追想の愛(追憶の愛)/清純」
ハルジオンの花言葉は「追想の愛」です。
直接的な怖い意味はありませんが、この花言葉は過去の愛に囚われ、前に進めないという悲しいイメージを持つことがあります。そのため、この花言葉は時に怖いと感じる人もいるかもしれません。
また、海外などでは「清純」という花言葉が付けられているケースもあります。
ハルジオンは何月何日の誕生花?
ハルジオンは4月14日、6月8日、12月12日の誕生花です。
ハルジオンはどんな花?
ハルジオンは、北アメリカ原産の、キク科ムカシヨモギ属に属する多年草です。4月〜6月に白や淡い桃色の小さな花を咲かせ、花びらは糸のように細いのが特徴です。草丈は約30cm~100cmほどで、花びらの大きさは約2cmです。昔は観賞用の花として扱われていましたが、繁殖力がとても強いことから関東地方を中心に爆発的に増加し、現在では全国的にみられるようになりました。道端や野原、田んぼなどによく自生しているため、雑草としても扱われています。
ハルジオンの名前の由来は?
ハルジオン(春紫苑)の名前は、同じキク科に属する植物「シオン(紫苑)」に似ていることから、植物学者である牧野富太郎氏によって名付けられました。紫苑は秋に花を咲かせますが、ハルジオンは春に花を咲かせることから「ハルジオン(春紫苑)」と呼ばれるようになりました。
ハルジオンが「貧乏草」ともいわれるのはなぜ?
また、ハルジオンは「貧乏草」という別名も持っています。これは、手入れが行き届いた家の庭には生えず、手入れのされていない貧乏な家の周りに生えることに由来しています。
ハルジオンの花言葉を楽しもう!
生命力が強く、どんな環境でも繁殖するハルジオンには「追想の愛」という少し切ない花言葉がつけられています。春になると道端に咲く素朴な花と花言葉をぜひ楽しんでくださいね。
