ノリウツギの種類をご紹介!ピラミットアジサイの品種はどのくらい?

ノリウツギは、夏から秋にかけて美しい円錐形の花穂を咲かせる落葉低木です。アジサイの仲間ですが、花の形状がアジサイとは異なり、独特の魅力があります。ノリウツギには実はたくさんの種類があり、花の色や形、草丈が異なる品種がたくさんあるのをご存知でしたか?

今回は、ノリウツギの主な種類と特徴をご紹介します。

ノリウツギにはどんな種類がある?

ノリウツギ

Photo by しおんさん@GreenSnap

ノリウツギは主に2つの系統に分類されます。1つは園芸品種で、もう1つは野生種です。園芸品種は花穂の形や色合いなどが改良されており、庭植えや鉢植えに適した品種が多数あります。

一方、野生種は自然の中で育つ在来種で、地域によって形態が異なります。お好みの種類を選んで、ガーデニングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

園芸品種

ミナヅキ

「ミナヅキ」は、ノリウツギの代表的な園芸品種です。花穂が大きくきれいな円錐形になるのが特徴で、淡いクリーム色の花をみっしりと咲かせます。「ピラミッドアジサイ」の名でも知られ、庭木として人気の品種です。草丈は1〜3mほどに育ちます。

ライムライト

「ライムライト」は、開花時は淡い緑色の花穂を咲かせますが、秋に近づくと徐々にアンティークなピンク色に変化するのが魅力的な品種です。夏から秋まで長く花を咲かせるのが特徴で、草丈は90cm〜1.5mほどになります。鉢植えにも適しています。

ベビーレース

「ベビーレース」は、コンパクトな草姿が特徴のノリウツギです。樹高は1mほどで、白い小ぶりな花穂を咲かせます。鮮やかな緑の葉と花のコントラストが美しく、茎が強くて風で倒れにくいので鉢植えにも向いています。

ダルマノリウツギ

「ダルマノリウツギ」は、ノリウツギの中でも最も小型の品種です。樹高は50〜100cmほどで、ガーデニングのアクセントとして人気があります。花穂は小ぶりですが、よく枝分かれするので存在感があります。

バニラストロベリー

「バニラストロベリー」は、ピンク色の花穂を咲かせるノリウツギです。花色が鮮やかで、秋になるとピンクに移り変わることから、庭を彩る品種として注目されています。草丈は1.5〜2mほどに育ちます。

グランデクイックファイヤー

「グランデクイックファイヤー」は、夏の剪定が必要なく、プランターでも楽しめるコンパクトなサイズ感のノリウツギです。花穂は白から緑がかった白へと変化し、最終的にはピンク・紫色に染まります。

ミニホイップ

「ミニホイップ」は、植え付け初年度は苗木を育て、翌年以降に花を咲かせる品種です。コンパクトな品種で樹高は1mほど、一年越しで花を咲かせることから、育つ喜びが実感できる品種です。花穂は白から緑がかった白へと変化し、秋には淡いピンクに染まります。鉢植えにも適した人気の品種です。

ミニファイヤーライト

「ミニファイヤーライト」は、植え付け初年度は苗木を育て、翌年以降に花を咲かせる品種です。開花時は白い花穂ですが、徐々に赤みを帯びてピンク色に変化するのが特徴です。樹高は1mほどで、鉢植えにも適した品種です。

野生種

ヒダカノリウツギ

「ヒダカノリウツギ」は、北海道に自生する野生種のノリウツギです。花穂は小ぶりですが、白い装飾花が密につき、可憐な印象があります。樹高は1〜2mほどに成長します。

ビロードノリウツギ

「ビロードノリウツギ」は、愛知県に分布する野生種で、葉に短い毛が密集してビロードのような手触りになることからこの名前がついています。樹高は2〜3mほどで、山地の斜面に自生しています。

ノリウツギの種類は奥深い!お気に入りを見つけてみて!

ご紹介した通り、ノリウツギには様々な種類と品種があり、それぞれ個性的な魅力を持っています。お好みの花の形や色合い、草丈に合わせて、ぜひお気に入りの品種を見つけてみてくださいね。

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