もみじの挿し木のやり方を解説!時期や成功のコツは?

もみじは、ムクロジ科カエデ属の落葉高木で、紅葉がとても美しく、古くから日本で親しまれてきました。この記事ではもみじの挿し木での増やし方について、時期や失敗しないコツなど詳しくご紹介します。

もみじの挿し木の時期

もみじ

Photo by ふたばさん@GreenSnap

もみじの挿し木は6〜7月が適期で、とくに梅雨入り前がおすすめです。もみじは落葉樹なので剪定は冬が適していますが、5〜6月頃に新枝を剪定して樹形を整えることができるため、このとき切り落とした枝を使うとよいです。

もみじの挿し木方法

準備するもの

  • 赤玉土の細粒や市販の培養土
  • 3〜4号サイズの鉢や育苗ポット
  • 清潔なハサミ
  • 割りばしなどの棒
  • ルートン(発根促進剤)

挿し木の方法

  1. 挿し穂となる新芽を選び、10cmほどの長さで切り口をななめにカットする。
  2. 先端の葉を2〜3枚だけ残して、残した葉を1/2〜2/3ほど切って小さくする。
  3. 挿し穂を30〜120分ほど水に浸ける。
  4. 切り口にルートン(発根促進剤)を塗る。
  5. 土を半分ほど入れた鉢に棒で穴をあけ、そこに挿し穂を差し込む。
  6. 周りの土を軽く押さえて固定したら、たっぷりと水やりをする。

もみじの挿し木をしたあとの管理方法

もみじの挿し木をしたあとは、風通しのよい明るい日陰に置いて乾燥しないように、毎日霧吹きや底面給水で水やりをします。発根には1〜2ヶ月ほどかかるので、根が出るまでそっとしておきましょう。

葉が萎れていたり、幹が傷んでいたら失敗のサインです。しっかりと発根したら、浅植えで鉢上げをして「もみじの育て方」をしてください。

もみじの挿し木でよくある質問

もみじの挿し木はどれくらいで発根する?

条件にもよりますが、早ければ1ヶ月、遅くとも2ヶ月ほどで発根します。発根を確認するには、土の表面をやさしくかき分けてみましょう。また、鉢のそこから見えることがあります。

もみじの挿し木に挑戦しよう

初夏もみじの剪定をしたら、ぜひもみじの挿し木に挑戦してみましょう。失敗はつきものなので、複数の挿し穂を植えておくとよいですよ。挿し木にした株は盆栽にしてみたり、もみじの美しい葉姿や紅葉を楽しんでみてくださいね。

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