ミニトマトの種類一覧!初心者でも育てやすい、甘くて美味しい品種は?

一口サイズで食べやすいミニトマトは、子どもから大人まで人気の野菜ですね。スーパーにもさまざまな品種が並びますが、赤やオレンジ、黄色、緑、黒など、様々な色や形の品種があり、それぞれに違った味わいを楽しめます。

今回は、ミニトマトの主な種類と特徴をご紹介します。

ミニトマトにはどんな種類がある?

ミニトマト

Photo by モナミさん@GreenSnap

ミニトマトにはさまざまな品種がありますが、今回は赤系、黄系、オレンジ系、緑系、黒系の4つの色に分けてご紹介します。です。それぞれ含まれる栄養素が異なり、風味や食感、育て方にも違いがあるんです。

赤系ミニトマト

赤系ミニトマトは、リコピンを豊富に含んでいることが特徴です。リコピンは強力な抗酸化作用があり、加熱すると吸収率が上がります。

代表的な品種には「アイコ」「千果(ちか)」「ミニキャロル」「千果(チカ)」「プチぷよ」「ラブリーさくら」「フラガール」などがあります。

アイコ

ミニトマト「アイコ」は、甘みが強く果肉が厚いのが特徴です。病気に強く裂果しにくいほか、実なりがとても良いので、初心者さんでも栽培しやすい品種です。

千果(チカ)

ミニトマト「千果(ちか)」は、つややかな赤色の果実が特徴の、ミニトマトの代表格とされている品種です。糖度が高く、バランスの良い味わいが特徴。子どもから大人まで親しまれる味わいで、たくさん収穫できます。

プチぷよ

ミニトマト「プチぷよ」は、赤ちゃんのほっぺのようなぷにぷにとした食感が特徴です。皮が薄く光沢があり、糖度が高く果物のような甘みと風味が魅力です。完熟すると10度以上の高糖度になります。

黄色系ミニトマト

黄系ミニトマトは、黄色い色素が多いニンジンやカボチャなどにも含まれるカロテンを豊富に含んでいます。カロテンは体内でビタミンAに変換され、抗酸化作用があります。油と一緒に摂取すると吸収率が高まるのが特徴です。

また、黄色のミニトマトにはポリフェノールの一種である「ルチン」がたくさん含まれており、毛細血管を強化して血液をサラサラにしてくれる効果があります。代表的な品種には「イエローアイコ「イエロー千果」「イエローミミ」「イエローピコ」「カナリーベル」「ドルチェイエロー」などがあります。

イエローアイコ

ミニトマト「イエローアイコ」は、赤色のアイコと同様に肉厚でゼリーが少ない長卵型の形状が特徴です。甘みが強く、トマト本来の香りは控えめ。病気に強く裂果しにくいため、育てるのも簡単です。

イエローミミ

ミニトマト「イエローミミ」は、鮮やかなレモンイエロー色が特徴的です。丸い形で粒の揃いが良く、糖度が高くフルーティーな甘みが魅力です。

カナリーベル

ミニトマト「カナリーベル」は、プラム型の濃い黄色のカラーが特徴です。とても甘く、酸味が少なく食感がやわらかいのが特徴。1房に20〜30個の実がなります。

オレンジ系ミニトマト

オレンジ系のミニトマトにも、黄色い色素が多いニンジンやカボチャなどにも含まれるカロテンを豊富に含んでいます。カロテンは体内でビタミンAに変換され、抗酸化作用があります。油と一緒に摂取すると吸収率が高まります。代表的な品種には、「ピッコラ・カナリア」「オレンジアイコ」「フラガールオランジェ」「オレンジパルチェ」「シンディーオレンジ」「メイクスイートアリシア」などがあります。

ピッコラ・カナリア

ミニトマト「ピッコラ・カナリア」は、鮮やかなオレンジ色が特徴的です。糖度が高くとても甘いのが特徴で、濃厚でとろける食感が魅力です。一般のオレンジ色トマトの2.5倍ものβカロテンを含有しています。早い時期に収穫できる品種で、たくさんの実が取れるのが特徴です。

フラガールオランジェ

ミニトマト「フラガールオランジェ」は、鮮やかなオレンジ色の楕円形が特徴です。濃厚な甘みと心地よい酸味のバランスが良く、フルーツのような味わいが魅力です。

オレンジパルチェ

ミニトマト「オレンジパルチェ」は、鮮やかなオレンジ色が特徴的です。糖度が高く風味に優れ、βカロテンを豊富に含んでいます。病気にも強い品種です。

緑系ミニトマト

緑系ミニトマトは、熟しても緑色で、ビタミンB6やカリウムが豊富です。ビタミンB6はタンパク質の代謝を助け、カリウムは体内の余分な塩分を排出する働きがあります。

代表的な品種には「サングリーン」「CFプチぷよグリーン」「グリーンゼブラ」「カプリエメラルド」「エバーグリーン」「みどりちゃん」などがあります。

サングリーン

ミニトマト「サングリーン」は、すっきりとした爽やかな甘さが特徴です。熟しても甘いままなので、他のトマトとの色の対比も楽しめますよ。

みどりちゃん

ミニトマト「みどりちゃん」は、完熟しても鮮やかな緑色のままの珍しい品種です。外見からは想像できない甘みと爽やかな酸味のバランスが特徴で、サラダなどの彩りとしても映えます。

黒系ミニトマト

黒系ミニトマトは、ブルーベリーなどにも含まれるアントシアニンを豊富に含んでいることが特徴です。アントシアニンには視力改善や抗がん作用があると言われています。

代表的な品種には「トスカーナバイオレット」「パープルローズ」「ブラックチェリー」「インディゴローズ」「ブラッククリム」「クマト」などがあります。

トスカーナバイオレット

ミニトマト「トスカーナバイオレット」は、まるでぶどうのような鮮やかな赤紫色が特徴的な品種でうs。果肉は柔らかくジューシーで、爽やかな酸味と芳醇な甘みを併せ持っています。イタリア育種の「マウロの地中海トマト」シリーズに属し、病気に強く栽培しやすい品種です。

パープルローズ

ミニトマト「パープルローズ」は、熟すにつれて緑色から紫色に変化し、完熟時には赤みがかかる独特の外観が特徴です。アントシアニンを多く含み、肉質は肉厚でほどよい酸味があります。

ミニトマトの種類は奥深い!お気に入りを見つけてみて!

このように、ミニトマトには様々な種類と品種があり、それぞれ独自の風味や栄養価を持っています。お好みの甘さや酸味、用途に合わせて、ぜひお気に入りの品種を見つけてみてくださいね。

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