ポインセチアの挿し木で増やす方法|適した時期や注意点は?
ポインセチアは、赤と緑の葉のコントラストが美しいクリスマスシーズン定番の植物です。じつは、冬の季節はポインセチアにとって休眠期にあたり、活発に生育が始まるのは暖かくなり出した5月頃からです。
今回は生育期にできるポインセチアの挿し木の方法をご紹介します。
ポインセチアの挿し木は簡単?
Photo by ラベンダーさん@GreenSnap
一般的な挿し木は切り取った枝を土にさして発根させ、成長させますが、ポインセチアの場合は、ちょっとした手間とコツが必要になります。
またポインセチアの挿し木には、一般的な土に挿す方法と、水に挿して発根させる「水挿し」の2つのやり法があります。
ポインセチアを挿し木する時期はいつ?
ポインセチアの挿し木の適期は5〜6月頃です。同じ時期にする剪定の「摘心」と合わせて挿し木をしてみましょう。
ポインセチアの生育期は5〜10月で、生育期がその後も続く5〜6月に挿し木をすることで発根しやすく、成功率が上がります。またポインセチアの生育適温は20℃以上なので、こちらも目安にするとよいでしょう。
ポインセチアを挿し木で増やす方法
準備するもの
挿し木の手順
- 3枚ほど葉のついた元気な枝を切り取り、挿し穂にする。花がある場合は切り落とす。
- 樹液を洗い流すために、水を張った容器に挿し穂の切り口を1時間ほどつける。
- 鉢に用意した土をいれ、水で湿らせておく。
- 指や棒などで土に穴をあけ、そこに挿し穂を挿す。
- 隙間ができないように、土をそっと寄せる。
- 風通しがよく、明るい日陰で1ヶ月ほど育てる。
- 乾燥しないように毎日葉水をする。
- 根っこと新芽が生えてきたら、4号くらいの鉢に植え替える。
ポインセチアの水挿しで増やす方法
準備するもの
水挿しの手順
- 挿し木の手順1〜2をする。
- 水を入れた透明なコップに挿し穂をいれ、明るい日陰に置く。
- 週に1回は水を入れ替えて、常に清潔な状態を保つ。
- 挿し穂が十分に発根したら、新しい土の入った鉢に植え替える。
ポインセチアを挿し木するときの注意点
Photo by honeybeeさん@GreenSnap
清潔な道具を使う
挿し木や剪定をするときには必ず清潔な道具を使うようにしましょう。古い水やほかの植物を切った剪定ばさみを使うと、病原菌を移してしまうことがあります。
また植え替えの際には、必ず新しい土を使うようにしてください。こちらも病原菌を移してしまう可能性があるほか、古い土には成長に必要な栄養が枯渇して生育が悪くなってしまいます。
樹液にさわらない
ポインセチアの茎から出る白い樹液には毒性があります。子供やペットが口に入れないように注意しましょう。また肌にふれてしまっただけでもかぶれたり炎症を引き起こすこともあるため、腕カバーや長袖の服を着用して作業することをおすすめします。
幹の潰れていない挿し穂を使う
挿し穂をつくるために茎や枝を切る場合は、必ず切れ味のいい剪定ばさみを使ってください。挿し穂の切り口が悪く道管が潰れてしまうと、水を吸い上げられなくなって失敗しやすくなります。
このほか挿し木の成功率をさらにあげるために、発根促進剤を使うのもよいでしょう。水挿しでなかなか発根してこないときにも効果的です。
ポインセチアを挿し木したあとの管理
ポインセチアを挿し木したあとは、ダメージを受けていて元気な状態とはいえません。ポインセチアにとって最適な気温20℃以上の風通しがよく、直射日光を避けた明るい日陰で管理してください。また挿し木をしたあとしっかりと発根させるために、土が乾燥しないようにこまめに土の湿り具合を確認して、乾く前に水やりをしましょう。
挿し木から1ヶ月ほどして挿し穂が十分に発根したら、元肥入りの用土に植え替えます。
ポインセチアを挿し木で増やそう!
ポインセチアの挿し木は、水挿しであれば準備するものも少なくて発根も確認しやすいので初心者の方におすすめです。同じ時期に行う剪定と合わせてできるので、樹液に注意をしながらぜひチャレンジしてみてくださいね。
