サンスベリアの種類図鑑|希少種や大きくならない品種一覧と見分け方
サンスベリアはトラノオの名前でも知られ、日本でも古くから親しまれてきた観葉植物です。初心者向け・入門系の見慣れた観葉植物という印象をもつ方も多いかもしれませんが、じつはそんなイメージをくつがえすような、とってもおしゃれでユニークな品種がたくさんあるのをご存知ですか?
今回は馴染み深くもあるサンスベリアの種類について、人気品種、希少種、小さく育つ品種にわけてご紹介します。
サンスベリアは種類によって葉姿が大きく異なる。
Photo by min( ・ㅂ・)さん@GreenSnap
サンスベリアは多肉質な葉を伸ばし、枝を持たずに地下茎で増えていく観葉植物です。乾燥に強く日陰にも強くて丈夫なことから初心者にも人気で、日本ではトラノオの名で親しまれてきました。
諸説ありますが、空気清浄効果がある観葉植物として一躍脚光を浴び、その認知度も高まりました。ほかの観葉植物と違って夜に酸素を多く生み出す性質があるので、寝室などにおくと安眠につながるとされています。
サンスベリアにはどんな種類がある?
サンスベリアには70種類以上もの品種があるとされていますが、変異や品種改良によってその数はどんどん増えています。また、微妙な差異によって品種名がつけられているため、別品種が混同されて流通されていることも多いです。
サンスベリアというと剣葉タイプが代表的ですが、このほかにも細長い葉をもつ棒タイプがあります。葉の増え方もいろいろで、葉が扇状にひろがる種類、一枚の大きな葉が伸び上がる種類など、姿形はバラエティー豊かですよ。
ぜひ、お気に入りの品種を見つけてみてくださいね。
サンスベリアの種類一覧!人気の品種といえば?
サンスベリア・ローレンティー(トラノオ)

ローレンティーはサンスベリアの代表種で、園芸店でたんに「サンスベリア」として売られているものはほとんどが、このローレンティーであるといっても過言ではありません。
幅広の多肉質な葉をまっすぐ伸ばし、大株になると1.5mほどになりますが、どんどんと子株を増やして横に大きくなっていきます。
サンスベリア・スタッキー
Photo by きらりんさん@GreenSnap
スタッキーは棒状の葉を上へと伸ばしていくタイプのサンスベリアです。棒タイプのなかでは一番メジャーではありますが、カナリキュラタやバキュラリスと見た目がかなり似ているため、混同されて流通されているところをよく見かけます。
スタッキーはザラっとした葉の質感と、葉が太くなっても直径約5cm程度で、ものすごく太く育つわけではありません。大きく育つと葉は2m以上にのびますが、ローレンティーのように葉が垂れ下がったり広がらないので、狭めのスペースにも飾りやすいですよ。
サンスベリア・ゼラニカ
Photo by せんぽりさん@GreenSnap
ゼラニカはローレンティーにも似ていますが、葉に黄色の縁取りがなく、ややシルバーがかった色味のゼブラ模様がおしゃれで美しいサンスベリアです。
多肉質な種類が多いなか、比較的葉が薄めで、よく形のそろった葉が伸び上がっていきます。大きくなると1.5m以上になりますが、ローレンティーと同じように子株を増やして横に大きくもなっていきます。
サンスベリアの種類一覧!おしゃれな希少種といえば?
サンスベリア・キリンドリカ
Photo by toshi722さん@GreenSnap
キリンドリカは棒状の太い葉を伸ばす、無骨でユニークな見た目が特徴のサンスベリアです。スタッキーにも似ていますが、キリンドリカのほうが葉が太くなりやすく、丸みのある葉先と扇状に葉が伸びるなどの違いがあります。
大株になると80cmほどの高さまで伸びますが、高さと同じくらい扇状に横にも広がって伸びるので、飾る場所は余裕を持って広い場所を選ぶといいでしょう。
サンスベリア・ボンセレンシス
Photo by chuntaさん@GreenSnap
ボンセレンシスはキリンドリカにかなり似ていますが、葉に横縞模様がくっきりと浮かぶ違いがあります。同じく扇状に葉が展開していくので、やや広めのスペースに飾るのがおすすめです。
キリンドリカよりもあまり大きくならず、その特性を利用した派生品種も多いです。ボンセレンシスドワーフやボンセレンシスプチなどの名前で、ずんぐりむっくりなフォルムがかわいらしい小さい品種も出回っています。
サンスベリア・マッソニアーナ
Photo by DRYさん@GreenSnap
マッソニアーナはサンスベリアの中でも幅広の葉を伸ばすのが特徴です。あまり葉数を増やさず、1〜2枚の葉をゆっくり大きくしていくため、鉢からにょっきり一枚の葉が立ったようなインパクトのある見た目が楽しめます。
だいたい20cm前後の高さで、大きく伸ばすことに成功しても最大50cm程度が限界だろうといわれています。
サンスベリア・ムーンシャイン

ムーンシャインは葉色がシルバーがかっていて、あまり葉に模様もはいらない、クリーンで洗礼された印象の美しいサンスベリアです。比較的薄めの幅広の葉で、形がよく揃って伸び上がっていきます。
ムーンシャインは大きくなっても30〜40cmほどの高さにしかならないので、ミドルサイズを保ちやすい品種ともいえます。
サンスベリア・ファーンウッド
Photo by くきおさん@GreenSnap
ファーンウッドは棒タイプと剣葉タイプの中間のようなサンスベリアで、直径2cm程度の細長い葉ではありますが、完全に棒状になるほど巻きません。また、虎斑が入るのも特徴です。
ファーンウッドは1m前後にまで成長し、ひょろひょろと四方八方に伸び上がっていくので、粗野ながらも存在感のある印象がかっこよく人気です。
サンスベリア・ミカド(バキュラリス)
Photo by sskさん@GreenSnap
ミカドはファーンウッド同様の棒タイプのサンスベリアで、直径1〜2cmほどと細めの葉を伸ばしていきます。子株の頃はよく似ていますが、ミカドはまっすぐ上に伸び、ファーンウッドの方が横へやや広がるという違いがあります。
また、ミカドはバキュラリスの派生品種とする説もあり、明確に言うと別物とする意見もありますが、実際のところは混同されて流通しています。
ミカドは高さ20cmほどで小さめの品種として出回ることが多いですが、実際には1m前後にまで大きくなります。とはいえ、棒タイプのサンスベリアは成長がゆっくりめなので、急激に伸び上がることはないでしょう。
サンスベリアの種類一覧!大きくならない品種は?
サンスベリア・ハニー
Photo by クロマルさん@GreenSnap
ハニーはテーブルサンスベリアの名前でも流通する、小さく育つサンスベリアの代表品種です。大きくなっても20cm前後で、葉が地側にロゼット状に展開するのが特徴です。
本来はローレンティーの小さい品種ということで、葉に黄色の縁取りと虎斑がはいっていましたが、虎斑のみのゼラニカハニーや、斑がないホワイトハニーなど、ハニーシリーズとして他にもたくさん品種があります。
サンスベリア・ロリダ
Photo by ronさん@GreenSnap
ロリダは幅広で短い葉を扇状に重ねて伸び上がる、コンパクトなサンスベリアです。大きくなっても20cm前後で、成長もかなりゆっくりです。
葉のエッジに枯れがかったような黄色いラインが入り、形のそろった葉の扇状の重なりが際立っておしゃれですよね。その姿はキングオブサンスベリアと評され、多くの愛好家を魅了しています。
サンスベリア・サムライドワーフ
Photo by クロマルさん@GreenSnap
サムライドワーフは短めで幅広の葉をやや巻いた状態で、ロゼット状に葉を展開するサンスベリアです。ミニサムライという名前でも出回っており、大きくなっても20cmほどの高さにしかなりません。
ロリダと同じように葉のエッジにラインが入るのが特徴で、小さいながらも旋回した葉の迫力にサムライの佇まいを感じさせますね。
サンスベリア・バナナ
Photo by kazさん@GreenSnap
バナナはロリダにも似ていて、扇状に葉を伸ばしていきますが、ロリダよりも葉が肉厚でより円筒に近く、若干ずんぐりとしたかわいらしさがあるサンスベリアです。
また、ロリダは葉がより地面と水平に近い形で扇状に伸びていきますが、バナナのほうは斜め上に葉を重ね、あまり葉の長短もそろわない野趣に富んだ見た目が人気です。
サンスベリアの種類図鑑で見分け方を知ろう!
今回ご紹介したサンスベリア以外にも、まだまだ日本ではあまり流通していない品種もたくさんあり、奥が深い観葉植物です。
GreenSnapSTOREでは、そんな魅力たっぷりのサンスベリアを数多く販売しています。今回ご紹介しきれなかった希少種や一点物もたくさんあるので、ぜひお気に入りを探してみてくださいね。
