スモモの種類一覧|スモモの木にはどんな品種がある?

スモモは、初夏から夏にかけて楽しめる、さわやかな甘酸っぱさが魅力の果物です。品種も豊富で、早生の「大石早生」、主力品種の「ソルダム」、大玉の「太陽」や「貴陽」など、色んな味わいが楽しめます。

それぞれに違いがあるので、自分の好みに合った品種を選ぶのが楽しみの一つです。今回は、スモモの種類についてご紹介します。

スモモにはどんな種類がある?

スモモ

Photo by qaspqaspさん@GreenSnap

スモモの品種は大きく分けて、欧米スモモと日本スモモの2つの系統に分かれます。欧米スモモは果実が大きく甘みが強い品種が多く、「プルーン」とも呼ばれます。日本スモモは小粒で酸味が強めの品種が多いのが特徴で、「プラム」とも呼ばれます。

日本スモモ

大石早生

大石早生は日本で一番たくさん栽培されている品種です。果実は小ぶりで、淡い黄色の果肉をしており、ジューシーで甘酸っぱいのが特徴です。完熟するに従って鮮やかな紅色に染まっていきます。耐寒性に優れ、北海道でも栽培可能な品種です。

ソルダム

ソルダムは100年以上前から日本で栽培されている品種で、日本では大石早生に続いて2番目に多く栽培されています。楕円形の果実で、果肉が鮮やかな赤色をしているのが特徴です。甘みと酸味のバランスが良く、生食やコンポートなどに向いています。耐寒性は高く、北海道でも栽培可能な品種です。

貴陽(きよう)

貴陽は山梨県で生まれた品種で、大きさが200g以上にもなる巨大な果実が特徴です。丸みのあるかたちをしており、甘みが強くジューシーで味が良いのが魅力です。山梨県や長野県、山形県で多く栽培されます。

李王(りおう)

李王は大石早生とソルダムを交配した品種です。果実は中くらいのサイズで、皮が薄くジューシーで香りがよく、甘みが強いのが特徴です。生産量はそれほど多くなく、山梨県や近隣以外ではあまりみられない品種です。

ビューティ

ビューティは早生の日本スモモです。果肉が柔らかくジューシーで甘いのが特徴で、熟すと皮と果肉が赤く染まります。酸味と甘味のバランスが良い品種で、花粉が多く一本でも実がなるのが特徴です。

秋姫

秋姫は秋田県で八卦された品種で、9月下旬から収穫できるのが特徴です。果実は大きめで酸味と甘味のバランスがよく、濃厚な味わいが特徴。耐寒性に優れ、北海道でも栽培可能な品種です。

ハニービート

ハニービートは日本スモモの早生品種で、甘みが強く香りも良いのが特徴です。果実は中くらいの大きさで、6月上旬から収穫できます。

欧米スモモ(プルーン)

サンタローザ

サンタローザは「さんたろう」とも呼ばれる品種で、日本スモモと欧米スモモを掛け合わせて作られた歴史の長い品種です。日本では、大石早生、ソルダム、太陽に続いて4番目に多く栽培されています。

果実は大きく300g前後になり、甘みが強く香りも良いのが特徴です。6月下旬から収穫でき、生食やジャムなどに適しています。耐寒性に優れ、庭植えにも向いている人気品種です。

メスレー

メスレーは欧米スモモの品種で、非常に甘味が強いのが特徴です。卵型の果実を実らせ、果肉は柔らかくジューシー、サクランボのような甘い香りがするのが特徴です。ご家庭でも栽培しやすい品種です。

スモモの種類は奥深い!お気に入りを見つけてみて!

スモモには様々な品種があり、大きさ、甘み、酸味、香りなど個性的な特徴を持っています。自分の好みに合わせて品種を選び、旬の時期に収穫を楽しむのがおすすめです。庭植えにも向く品種が多いので、ぜひ家庭菜園でスモモ作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

Sale

Unavailable

Sold Out

Spin to win Spinner icon